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2011年 06月 29日
まだまだ空っぽの箱ですが。
その後、10月には長岡京に「サンク」というパン屋さんがオープンし、
実際の経営状況までは知らないまでも、
お客さんからも有難い事に今のところ良い話しか耳に入らず、
それぞれがそれぞれの想いのある場所で、想いのこもったパンを焼き、
地域に根ざしたお店を育てていこうと奮闘しております。
そこに、もう一件、シュクレクール出身の職人のお店が仲間入りすることになりました!!
うち出身者は便の良いところに出したらいけない掟でもあるのかと思うくらい、
不便なとこ続きでしたが、ご安心を。今回は大丈夫です。
場所は、激戦区「夙川」。

阪急夙川駅を降りて、海側ですね、出て左折。
向かいに渡ったらコンセントマーケットさんのほうに行っちゃいそうになるのを我慢して、
線路の高架下をくぐってすぐ右の道。

もう、そこに見えてる3階建ての建物の1階・・・は美容室になってますので、
こっちです。

階段下りた半地下・・・になるのかな?

まだ店舗側は仕上げ途中。
でも、白と明るい木目を基調としたシンプルな店内は、
半地下というデメリットを感じさせないくらい明るく、
店側から外を眺めると、実際の広さ以上に広く感じられました。

ゆくゆくは、内外の窓際の席を設け、
食べてもらえるスペースを作りたいそうです。
で、「シュクレ出身の証」が「そこ・・・?」っていう感じになってきた、
売場と厨房を仕切る、閉会式の棚(笑)

ま、実際、狭い店には有効ですけどね。
で、この店を切り盛りするのは西崎君。
一昨年の年末まで、「ビエル」伊藤シェフが抜けたポジションを懸命に守ってくれた、
本当に真面目で熱く、責任感のある男です。
ま、裏を返せば・・・・って、今回は返さないでおきましょう(笑)

焼き菓子などを担当するパートさんがいるものの、
基本、接客を担当するマダムとの二人三脚でのスタートです。
店舗のほうは、ほぼマダムが携わってる模様。
まだ小物などが入ってないので雰囲気はわかりませんが、
店のロゴも可愛く、なんかちょっとユルめのカフェのよう。
看板もまだですし、チラシみたいなのもなかったので、
店内の冷蔵ケース上にあったロゴをご紹介。

・・・思ったより小っちゃくて、よく見えなかったですね。
あ!っていうか、店名言ってませんでしたね!(笑)
「トリコ」です、トリコ。
開店日は来週火曜日、7月5日の火曜日です!!
営業時間は8時~18時。
定休日は日曜日と月曜日、
古巣のスタッフが覗きに行けないような日程を組んだという噂が・・・(笑)
正直、真面目で責任感の非常に強い男で、3人の子持ちという情報以外は、
まだどんなパンが並ぶかも知らないので何とも言えないのですが、
あまり宣伝もせず、自分たちの出来ることからゆっくりやっていこうとしてるお店です。
できれば、数回で「このお店の全てだ」と決め付けたりせず、
長いお付き合いの中、店の変化や成長を一緒になって楽しんでいただけると幸いです。
うちやモンテベロがそうだったように、良いお客さんによって店は成長します。
良いお客さん無くして良いお店は生まれません。
パンも小物も並んでない、まだ空っぽの店内ですが、
小物が並び、マダムが立ち、パンが並び、パンが薫り、
足を運んでくださるお客さんが生まれ、会話が生まれ、出会いが生まれ、
少しずつ少しずつ、目に見えないものも含めて、
空間が満ち満ちていく日が来ることを心から楽しみにしています。

日陰で涼んでた、逃げない猫の近くのお店と覚えてください(笑)
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by monsieur-enfant
| 2011-06-29 02:30
| トリコ
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