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2009年 05月 07日
会話
この週末は地獄と化すのは目に見えてたわけで、
少しでも休めるうちに休んでおかないと・・・とは思うんですが、
ちょっとやそっと休んだくらいじゃ蓄積された疲労は抜けないわけでして・・・。
ならばやはり刺激をいただきに動かねば!!ってことで、
やってきたのは新町「コンヴィヴィアリテ」

たま~に顔は合わせてましたが、
こうして食事に来させていただくのはホントに久しぶり。
この日は期間限定で手伝ってくれてる妹の子供をお守りしてくれてる母親を連れて。

「シェフがお出ししたいものがあるようなので」ということで、おまかせでスタート。
イベリコ豚のチョリソー・・・だったかな?あてに良し。

なめらかなスクランブルエッグ フォアグラのムース トマトのピュレ

うん、良いスターターです。
手間も時間もかかるのに、変わらず作り続けてる自家製パン3種。

ホワイトアスパラのヴルーテ トリュフのピュレ 帆立のポワレ

マダムの実家で作ってもらってるアスパラだそうです。
ヴルーテでは存在感は薄いものの、相性の良いトリュフや帆立との良い繋ぎ役に。

比内地鶏と山葵の取り合わせ

面白い!このテリーヌだけでも美味しいのに、
3種の薬味をつけて食べるスタイル。
そえてある鶏冠の食感も良いです。
日生カキと箕面大根の温菜

食べるまで冷製と思いこんでいたので新鮮な驚き。
でかいカキが3つ横たわっています。
これ・・・結構なボリュームです。

耳烏賊です。耳、あるでしょ?
和歌山ヒラメのヴィエノワーズ 木の芽の香り

素晴らしい!このアスパラもマダムの実家からなんですが、
こんな食感のアスパラ初めてでした。
「筍」です、筍。それくらいの歯ごたえと甘み。
でも平目も脇役にならず、ソースもしっかり、強い構成の一皿。
リ ド ヴォのアンチェソテ

「今日はアスパラだらけです」と言われたように、ここにも登場。
春、満喫ですね。
リ ド ヴォも久しぶり。そこにムッチムチの「天白しいたけ」が添えられます・・・が、
これがリ ド ヴォに負けない存在感。
調理前の状態がこちら。

白いんじゃんくて、栄養価が高すぎてはちきれて白い中身が剥き出しになっちゃったそう。
ただ、しいたけの食感じゃないんですよね。これだけで相当なボリューム。
しかも今日は前半から結構な勢いで更にポワッソン、ビアンドと強いソース続き・・・。
これだけ責められると、いくらドMの僕でもギブアップです(笑)

この口直し、リ ド ヴォの前に欲しかった~・・・。

無念ながらフロマージュはパス。
そら豆のブリュレ 塩のアイス

エスプレッソ・・・も入る余地少なし(笑)

充実のミニャ

細かい根気と正確性のいる仕事。こういうところ、すごく大事ですね。

いや~・・・責められました(笑)
ここは自分たちの身の丈にあわせたサイズのコンパクトなレストラン。
でもコンパクトだからといって手抜きや言い訳は一切ありません。
大きくない空間ですが、その空間の中で「レストラン」を精一杯表現しようとしてますし、
お客さんにも精一杯「レストラン」を楽しんでいただこうとしています。
以前は、シェフの攻めの料理はそれ、マダムの癒しのサーヴィスはそれ、と、
なんだか別々のような感覚があったのですが、
どっちがどうではなく、良い意味で融合というか調和されてきたような気がします。
・・・・にしても、今回の料理は構成上、攻め過ぎてたように思えますが(笑)
でもこうして久しぶりにシェフの顔の見えるコースをいただくと、
「やっぱり僕は人を食べに来てるんやなぁ・・・」と再確認させられます。
だって、人が作ってるんですもん。
感情の起伏や人生のドラマ、盛り込まれてしかりやと思うんです。
「食って欲しい!」という気持ちが全面に出てるコースだって在りだと思うんです。
綺麗なだけでは心には残りません。小手先だけでは記憶にも刻まれません。
心を揺さぶるには自分たちが心震わせながら挑まなくては伝わりません。
確かにちょっと重いものが続きましたが(笑)、食べててシェフと会話してるようでした。
またゆっくり「お話」しにきますね。
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by monsieur-enfant
| 2009-05-07 02:49
| コンヴィヴィアリテ
2007年 10月 11日
夏休み その7 やっとこさ大阪
やっと東京編を書き終えることが出来ました(笑)
で、この日は茨木ビブレの横のマイカルシネマへ(いきなりローカルネタですが・・)

観たのは
「レミーの美味しいレストラン」
あ、子供と一緒にね。
今じゃないですよ。
8月末の話ですから。
内容は・・・
長くなるので跳ばします(笑)
サクサクいきたいんですよ、
いっつも長くなるから~(泣)
もう大分前の上映になるから今更ですが、
レミーとリングイニの働いてた、パリ一番のレストラン「グストー」は、
その内装やらなんやらに「タイユヴァン」「ギーサボワ」「トゥールダルジャン」などを
参考にして作られたみたいですよ。
今ですとキャサリン ゼタ ジョーンズの「幸福のレシピ」が、
この原作のリメイクなんですね。

「レミーの美味しいレストラン」を観て
向かったのは
西区新町「コンヴィヴィアリテ」。
もちろん、「レストラン」は
映画の中だけじゃないですからね。
実写版です(笑)

いつものように、
気持ちの良い笑顔のお出迎え。
この日は平日の夜ということもあり
ゲストは僕らだけ。
ちょっとした行き違いにも
気持ちよく対応していただき
感謝感謝・・。

アミューズは・・・
全然覚えてません(笑)
いや、あの、
50日くらい前のことですから。

続いては、
フォアグラのテリーヌ。
何が素敵って・・・

入れ物が素敵。
うちの店にも、アルザスで買ってきた、
陶器のクグロフ型ありますけど、
とてもやないですが使えませんから,
もったいなくて。

前菜は、新さんま尽くし。
マリネに、リエット、
肝の合わせバターに
棒に巻かれてるのは皮です。

安心の自家製パン。
なんだったっけ・・?
いつもの定番です。

何飲んだか、
覚えてません。

う・・・・
見ても思い出せない(笑)
やっぱ、食べてすぐ書かなきゃ
駄目ですね。
あ、画像ちっちゃくすんの忘れてた(笑) もちろん、なに飲んだか覚えてませんので。


鴨でしたよね?シェフ?(笑)
いや、なんか、
書いてて申し訳ない・・。
こんな思いで、
あと何店書かなあかんのやろ。

はいはい、
デセールは覚えてますよ!(笑)
エビスとギネスの、ビールのグラスに
枝豆のクレーム ブリュレ。
多分(笑)

他のデセールも撮ってたけど、
思い出せないからヤメ。
ま、もう季節変わってしまってるし
いいやんね?
締めはエスプレッソ ダブルで。
いつもながらの優しい心遣い、ありがとうございます。
って、そんな行ってないんですけどね。
それでも、ちゃんと覚えてていただいてくださるのは、やっぱり嬉しいことで。
安心な空気、安心な料理、安心なサーヴィス。僕には結構「癒し」的レストランですね。
でも、それは大事なこと。かける時間も、かけるお金も少なくない「レストラン」という場所。
そこに身も心も委ねれるのは最低限といや最低限。
いやはや・・レストラン業は大変ですな・・・。
あ、そうそう、僕の高校の同級生が北浜にてレストランをオープンします。
前に書いたことありますので覚えててくれてるかたもいるかな?
元「ラ クロッシュ」のシェフ、中多君の詳細は、近日シュクレのNEWS欄にて・・。
僕も頑張らないと!
ちなみに、パティスリーのオープン日、近日発表します。・・・近日・・かな?(笑)
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by monsieur-enfant
| 2007-10-11 16:49
| コンヴィヴィアリテ
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