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2012年 08月 03日
なんだかんだで行ってしまいます・・・。
買っていただいた方、ありがとうございます。
楽しみにしていただいてたにも関わらず、もうパンが無かった方、スイマセン。
うち、催事には出ませんが、
自主開催イベント以外でも、
ちょいちょい店外で皆さんにお会いする機会も増えてきました。
で、いつも思うんですが、
パンを使ってもらってる等の
お付き合いさせていただいてるお店ならまだしも、
普段そういうことのないお店に行った際の、
なんて言いますか、アウェー感ったら半端ないわけです(笑)
どこの何て店かなんて知るわけもなく、
「じゃ、とりあえず全部」って方の多いこと多いこと。
ま、それはそれで、知ってもらうきっかけになったり、
きっかけなんかにならなくても、
「このパン美味しいね」って食べてもらえればそれに越したことないんですが、
日頃不便な場所で営業していて、
知らずにフラッと立ち寄られる確率の少ない僕らには、
新鮮極まりない感覚なんです。
なんか・・・怖くて怖くてすぐ北摂に帰りたくなってしまいます(笑)
あんまり大勢の人の中にいることに慣れてない店なもんで、
今後、もし見かけたら、優しく接していただけると非常に助かります・・・。
さて、「東京編」と言っておきながら、まだ2店しか書けずに滞ってしまってますが、
頻繁に行けないだけに、濃度が濃くなっちゃって、
なかなか記事が書き終わらないんです。
ですので、ちょいちょい短い記事と絡めながら書いていこうと思います。
この日は朝から優雅にキールロワイヤル(普段、飲みません)で、
良い天気に、乾杯を捧げてます(笑)

そんな浮かれた時間を過ごしてるのは、
東京に行った際、お腹が膨れてしまうのは重々承知なんですが、
ランチ前でもお構いなく、必ずスケジュールに組みこんでしまう、あのお店。
そう、「オーバカナル」です。

ただ、最近はほぼ「朝食限定」ですけどね。
ここで昼や夜の一食を消費してしまうのも、ちょっと勿体ないので。
と言いながら、それでも朝に捻じ込むくらい好きなお店です。
たっぷりのサラダ ニシソワーズは定番です。

「ホットドッグ パリジャン」・・・・って、パリジャンとか付くと頼んでしまいます(笑)

前回フランスに行ったのは4年前。
翌年は連続では行けず、その翌年はスタッフと行く予定が自分のチケット取れず、
昨年は春先にチケット取ってたものの、まさかのソウル行きにてキャンセル。
ようやく三年ぶりのフランスが9月に待っています。
今の自分が薄れてないのか、久しぶりに目の当たりにする本国に怖さもありますが、
何を見、何を感じて帰ってくるのか、楽しみのほうが大きいです。
バカナルさんで、これだけ浮かれてしまうんですからね、
パリではどうなってしまうことやら。ま、もちろん未だノープランですが。

飛行機、乗り遅れませんように!!
伊丹に行ったりしませんように!!!
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by monsieur-enfant
| 2012-08-03 18:41
| オー バカナル
2009年 11月 02日
幸せな朝食。
やっぱり外せないのはここ。
「オー バカナル」

今日は赤坂のバカナルですが・・・・ホント反則です。

パリですよ、パリ。
来るたびにジェラシーを感じます。

ハムとチーズのオムレツと、キールで朝食です。
オムレツは中トロトロ・・・。
岸部のみなさんにも、いつかこんな空気感じてもらいたいなぁ・・・。

サラダ ニソワーズ。ニース風サラダです。
あぁ・・・パリです。

パンだけはパリじゃないです(笑)

カフェを啜って、次に出発です。
さ、手ぶらで帰るわけにはいかないので、
差し入れを持って新宿マルイへ。
以前お手伝いしたのもあって、やはりスタッフたちが気になります。
シェフはちょうど大阪にいるみたいで不在でしたが、
一緒に働いた子らはみんな元気に働いててくれて嬉しかったですね。
何より、当時はボロボロだったクオリティが、かなり上がってました。
この子らだけで過ごすことが多い中、
良くぞここまで持ってきた・・・と、なんだかジーンときました。
シェフが居て出来るのはある種当たり前。
居ないときにどれだけモチベーションを保てるかは、結局は個人の意識次第。
僕らはプロなわけですから個人で評価されてナンボ。
その個の集合が組織やと思っています。
まだまだ「個」まではいかないかも知れませんが、
本当によくやってると思います。
反面、がっかりしたのが近くに出来た某パン屋の2号店。
ま、こっちはこっちで作ってるんでしょうから、1号店までどうかはわかりませんが、
「へ~!」と驚かされたクオリティはどこへやら。
案の定、母体である会社のパンへと成り下げってました。
大手じゃないと出来ないこと、
個人じゃないと出来ないこと、
こうも見事に結果として出てくるもんなんですね・・・。
何度か新宿マルイには来てたものの、
いつも混雑してパスしてたジェラート屋さん「GROM」。
チョコレート好きの僕の口はチョコレートだったんですが、
フルーツを現地から仕入れてると聞き、直前で「あの・・・ブルーベリーで」。
すると「2種類決めてください」とのこと。
「え?じゃ・・・じゃあ、チョコでお願いします」
しまった!思ってたまんま言ってしまった!
もうちょっとビジュアル考えたら良かった~!

色彩センスゼロの組み合わせ(笑)
ちょっとキモい・・・。
2週続いての東京。
かなりしんどいスケジュールでしたが良い気分転換になりました。
逢いたい人にも逢え、行きたいお店にも行け、
有意義な時間だったと思います。
さ、年末まで頑張ります!
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by monsieur-enfant
| 2009-11-02 05:39
| オー バカナル
2009年 02月 07日
お仕事第一。
岩永 歩 34歳 みどりの窓口へ直行(笑)
一応、待ち合わせしてるからね。相手は女の子、寒い中待たすわけにはいきませんから。
が・・・銀座で迷う。しかも雨降ってきた。
待ち合わせは大好きな店なので、意気揚々と歩いていたんだが・・・。
「銀座は縦に長いからねぇ~」と、たまりかねて聞いた軽トラの運転手にあしらわれる。
う~ん・・・・と、諦めてトボトボ歩く僕に後ろから軽トラの兄ちゃんが、
「多分、ここを突き当たって右。確か学校があると思うよ」
うん、あるある!!学校、目の前にあったはず!!なんて良い兄ちゃんなんだろう!!
意気揚々と歩く僕。目の前には大好きな店の大好きな店構えが・・・と、愕然。
思ってたのと真逆から歩いてきてました。
前からと思ってたら裏から歩いてきました。
っていうか、前と降りた駅一緒やのに、どうやったら真逆から登場できんやろ・・・?

はい、「オー バカナル」です。
前回テンション上がり過ぎてたので、今回は「大人な感じ」で。
外は雨なのでテラス席は無し。
ビジュアル的に寂しいですが、それでもフランスの香りがプンプンします。

待ち合わせのレディーが遅いので、ちょっとトイレに。
またこのアプローチが素敵。いちいち憎い「フランス」です。扉の向こうが店内です。

オーナーを平気で待たせるパティシエール2名が到着したところで、
泊り込みで東急でお菓子を作る2人の壮行会を始めます。

メニューを頼んでる間に、「あそこでパン買ってこよっか」と、併設のパン屋へ。
確か記憶では買わないとパン出なかった記憶があったので、
「カンパーニュはすぐ食べますから」と、イキッて注文。

席に戻ると、「岩永さん、パン付いてますけど(笑)」
「ほんまや!」

「こいつら、パンなんぼほど食う気やねん」って思われてるわ(笑)
それよりイキッて頼んだのが恥ずかしい・・・。
そんなコミカルな雰囲気からさらにテンションアップ!
僕は馬鹿の一つ覚え。ステーク・フリット

2人はそれぞれ、ソーモンのコンフィ

それとキッシュ・ロレーヌ

ビールもワインに切り替わり、俄然何しに東京に来たのか見失う。

いやぁ、フランス好きの聖地ですな。
フランスが好きでないと、溺愛してないと出来ないお店ですよね。
ギャルソンの出来不出来なんてどうでもいいんです。
パリでは落としたナイフやフォークを平気で端っこに蹴り飛ばしますから(笑)
さ、いよいよ渋谷へ向かい、東急の催事会場へ。
ま、その辺りは催事も終わったことですし割愛させていただきます(笑)
それから開始日間違えてて、もしかしたら何人かの東京のお客様に、
「初日、行きますから」と、これまたイキッて言ってたような・・・。

ま、バカナル来れたからいっか~(笑)
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by monsieur-enfant
| 2009-02-07 03:28
| オー バカナル
2008年 06月 04日
東京2-1
正直、自分で組んだ日程とはいえハードです。
ま、思いつきで組んでるんで自業自得なんですけど・・。
ちなみにまだ4月23日の話です(笑)
この日も新幹線からの予約。
1日1日が早すぎて、とても頭が追いつかない毎日。
ここで選んだのは「原点回帰」。
昔、原宿から竹下通りを抜けて突然現れた衝撃。
「オー バカナル」原宿店。そこは突然現れたフランス。
10年前の僕でも鮮烈に刻み込まれた紛れも無い「パリ」がそこにはあった。
閉店後、他のバカナルには足を運ばなかった。
僕の中で数少ない「決して忘れることのできない店」だったから・・・。
とろけました銀座店(笑)
頑なに逢う事を拒んできた元カノに、再会した瞬間恋に堕ちてしまったかのように・・。

く~やしいけどあか~ん~

あんたよう忘れられん

やっぱ好っきゃねん

やっぱ好っきゃね~えええええ~ん

寝ずに朝4時半ともなるとテンションもおかしくなってきますね(笑)
テーブルの上のチープなグラス。
そこになみなみ注がれたグラスワイン。
フォークもナイフもチープ。またそこがいいんです!そうじゃなきゃ駄目なんです!
先週の「ル リオン」さんはライオールでした。
違うんですよ。・・いや、良いんですけどね。良いんですけど違うんですよ(笑)
で、これ!男は黙ってステーク フリット!焼いただけで味は無し!(笑)
ムータルドたっぷりつけて、ほうばるべし!!このポーション、この心意気!!

同行者はサーモンのマリネ。
これも女性なら、途中で飽きてえづくほどのポーション!(いいのか?)

各々が各々の楽しみ方。
カフェをすすりながら新聞を広げる人、葉巻を嗜む人、彼氏を待ちわびる人、
恍惚の表情で完全に脳細胞溶けちゃってる某関西人(笑)
でもね、レストランより難しいと思うんですよ。
レストランはどちらかと言うと「もてなしを楽しむ場」。
お客さんが成熟してなくても、ある程度は店側が空間をプロデュースしてくれます。
でもブラッセリーはね、お客さん完全参加型なんですよ。
お客さん、ギャルソン、含めての画面であり景色でなんですよ。
使ってくれないと、遊んでくれないと、楽しんでくれないと、意味を成さないんですね。
あとは空気感。感じた人じゃないと無理です。流れる空気ごと再現しないと。
でもね、ホントに気持ちいいんですよ。
うちみたいな偏った店についてきて下さってるお客さんに、
さらに偏ったパティスリーでも何かメッセージを感じてくださったお客さんに、
いつかこの景色を見せてあげたいなぁ・・・
いつかこの同じ空間を共有したいなぁ・・・
いつか「パリ」を連れてきてあげたいなぁ・・・
エスプレッソをすすりながら、溶けていく脳でうっすら想いを巡らせるのでした・・・

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by monsieur-enfant
| 2008-06-04 04:54
| オー バカナル
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