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2008年 06月 05日
東京2-3
今宵のメインはミシュラン三ツ星 レストラン ロオジエ。


圧倒的な品格の佇まい。
こりゃ大阪にはないわな。
扉を開けてもらい中に入ると
フランスでは良く見られる
透け透けエレベーターがお出迎え。
誰しもができる演出ではないですよね。
歩いて上がるのと変わらない速さですが。
2階に上がると、以外に窮屈そうな客席へ。
ホステスさんの同伴らしき姿もちらほら。
銀座という立地上
こういう使われ方も仕方なしか・・。
とにもかくにも、フランスはモナコにある
「ルイ キャーンズ」以来の三ツ星訪問
(カンテサンスさんは発表前でしたので)。
期待は否応無しに膨らみます。
先にも書きましたが、思ったより席の間隔も狭く、ごちゃごちゃした印象。
そんなに気になるほどではないです。
気になるのは、このシチュエーションでテーブルを挟んで座ってるのが
妹ってこと(笑)なんか不思議な感じです。

その妹、いきなり毒吐き「バイキング?」(笑)
確かに・・・なんとなくサンマルクみたい・・・

アミューズ
ビーツとフォアグラのマカロン パプリカのジュレと鱈 ビーツのコーンには鰻

ウニのフラン きゅうりのソース カカオのドレッシング

ホタテに纏わせたあられが良いアクセント
今日はグラスでちびちびと・・・

ロワール産ホワイトアスパラガスのサラダ
うずらの卵とフォアグラのタルティーヌ添え

フォアグラのタルティーヌ、旨し!
グリーンピースのスープ モリーユのロワイヤル トリュフのシャンティ

・・・これにもあられが入ってるんですけど・・・
こんな印象に残る食材をコースに2箇所使うのもどうかと・・・
真鯛のポッシェ パルメザンチーズの香り ソラマメとアスパラガス添え
ピスタチオのソース

素晴らしい肉厚の真鯛・・・・が台無しの火入れ。パサパサ。勿体無い・・。

ソミュールに漬けた鴨フィレ肉のポッシェ
大根のコンフィとトンカ風味のフォアグラのフラン

一転、素晴らしい火入れの鴨フィレ 大根とフォアグラも抜群!上にはオレンジの粉末。
フランス産フロマージュ各種

厨房で撮ってきてくれました。圧巻。これぞレストランの成せる業。

えっと、これまだデセールじゃないんですよ(笑)
これがでて

あれ、まだあるの?と思って、

あの・・すでにお腹結構いっぱいなんですけど・・・

・・・・・・

やりすぎやろ(笑)これデセールちゃうんですよ!?
出されたら食べちゃう性分なんですから!

・・・・これ、ほんちゃんのデセール。 すでにげっそり。妹はギブアップ。
チョコレート プラリネ アーモンドのカレ・ロオジエ

ちなみに妹のん。

いやいや、出せばいいってもんでもないでしょ。
ま、食べなきゃいいんですけどね。
言っときますけど、こっからワゴンに乗ったシャリオ デセールが2台も出てくるんです。
それでも食べるんですけどね。でも僕がこの量なんて奇跡です。無理。
ワゴン満載のプティフール、見るのも嫌でした(笑)

マジで2台目のワゴン出てきたときは引きました。
「フルーツばかりなので・・」とかいうレベルの話じゃないでしょ。
しかも1種類、ケークも乗ってた。
ここまできて更にあれを注文するツワモノがいるんやろか・・。
ま、とりあえず盛っといて(笑)

血糖値が上がりすぎて、何頼んだか覚えてません(笑)

いやぁ・・・まいった(笑)
楽しかったですけどね。
星を取るための要素は満載でした。
でも逆に、要素ありきで作られたもので、
三ツ星を楽しんだ感はあっても、ロオジエに楽しませてもらったかというと・・・?な感じ。
料理も美味しいですが、本国の三ツ星はこんなもんじゃないですよ。
ま、ほんと評価なんて人それぞれなんですけどね。
でもまあ大阪にはないグランメゾンを
今までな~んにもしてやれなかった妹と来れたこと、
良い想い出になります。

子育てに追われる毎日から、ほんのひとときですが解放された妹と歩く銀座。
いつの間にか短大に行き、就職し、結婚し、母になり・・・って、
書きながら涙が溢れてきました(笑)
ホンットに兄貴として何もしてやれてない自分。
家族のなかでも「長男」としての役割も果たせず、いつも妹頼み。
そういえば、初めて入る「流れるプール」に怖くて入れなかったときも
兄貴より先に入ってくれたっけ(笑)
いっぱい笑って生きろよ!
いっぱいいっぱい幸せ抱えて生きろよ!
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by monsieur-enfant
| 2008-06-05 15:07
| ロオジエ
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