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2009年 11月 06日
お酒は温めの燗がいい。
いくつか考えたんですが、ご無沙汰だったのもあり、
隣町の豊中まで。夜は初めて。
「蕎麦屋 木田」

ちょっと肌寒かったこの日は燗をいただきます。

当たりの柔らかな錫製のチロリで温めてくれます。乙ですなぁ。
お酒は新潟の壱乃越州をいただきます。
茄子の揚げ出汁

穴子の白焼き

季節の天せいろ

今年、初まつたけです。

大将に三人目のお子さんが産まれたそうで、
お店はバタバタしてますが、嬉しい悲鳴です。
場所も場所ですし、決して安くは無い値段設定の中、
よくお客さん入ってます。
地元の方々に支持されるのはホントに嬉しいこと。
日々の精進の賜物やと思います。
天ぷらのクオリティは上がってきたと思うので、
余裕が出来れば次は一品ものをもう少し頑張っていただけると、
お酒を呑む時間がもっと幸せになるのですが・・・。
鉄人28号を彷彿させる錫製のチロリ、
家にも欲しいくらいです。
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by monsieur-enfant
| 2009-11-06 01:32
| 蕎麦屋 木田
2009年 03月 25日
春風に誘われて・・・。
家から豊中の美容室に向かう途中にある、ここに寄り道。
「蕎麦屋 木田」

久々の再訪ですが、その間に着実に地域に根付きつつあるようで、満席。
奥の個室に通されましたが、日の光も差し込む明るい部屋です。

季節の天せいろ

天ぷらは春野菜。大き目のエビは嬉しい限り。

お蕎麦も美味しくいただきました。

正直、お蕎麦の経験値は低いほうで、なんだかんだ言える知識もないのですが、
何よりこちらのご主人の潔さが素敵です。
小細工一切無し。当たり前かも知れませんが潔い「蕎麦屋」の姿です。
うどん派?蕎麦派?と聞かれても、どっちもそれなりに食べますし、
フレンチもイタリアンも、なんでも垣根なく好きですが、
やはり共通してるのが「スペシャリスト」であるということ。
その道を志し、没頭し、伝えようとしている「プロフェッショナル」であるということ。
同じ10皿食べるなら、10皿満遍なく作れる人の料理を10皿食べるより、
1皿に魂込めた人の料理を10店回ってでも10人分の10皿に出会いたい。
やはり僕が好きなのは、料理はもちろんですが、その作り手。
そしてそんな作り手に、「こいつも頑張ってんなぁ」と思われる作り手でありたい。
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by monsieur-enfant
| 2009-03-25 03:38
| 蕎麦屋 木田
2008年 07月 19日
マダム アンスイ
ここらで涼やかな記事でご機嫌を伺ってみようかと・・・。
ここは吹田のお隣、豊中市。
昨年の5月にオープンした 「蕎麦屋 木田」さんです。

琉球杉を使ったテーブルや椅子。
それより何より、こんなにゆったり間隔を取ってるお蕎麦屋さんは初めて。

そのあたりは「ラ べカス」で修行されたという経験によるものなのかな?
蕎麦好きが高じて転身した、まだお若いご夫婦。

壁も触れると、「あ、和紙やん」。せいろや器も、作家さんものだそうです。
とりあえず、1品。
温泉卵とじゅんさい。

うん、喉越しも見た目も涼やかで。
季節の天せいろ。 天ぷらもたっぷり。


昔、ここの近所のスパゲティ屋さんでバイトしてたって伝えると、
パートのおばさんかな?
「もしかして熊野町の?マダム アンスイ?15年前、私もバイトしてた!」って(笑)
あ・・・そんな昔なら被ってないわ・・・と思って流してしまったけど、
よく考えたら僕も15年前やわ・・・。
昼と夜とは、あんまり交流なかったから覚えてないなぁ・・。
ってか「15年前」という歳月の移ろいに受けたショックは、
夏の陽射しにたじろいだ目眩の数倍ふらつきました・・・。
そういえば、当時から目つきが悪く第一印象を気にしてた僕は、
生成りを中心にした全身白系のナチュラルテイストで面接に挑んだのを覚えてます(笑)
すこしでもソフトな印象に・・・と真剣に考えたくらい第一印象悪男でしたから。
ただ、無事面接が終わって採用が決まった後、奥のほうから
「本物は採らへんっていうたやん!!」という先輩バイトさんの悲鳴を聞きました。
全身ナチュラルテイストが裏目に出て、
白の繋ぎの特攻服に見えたそうです(笑)
いやいや、笑えん・・・。
そんな19歳の若かりし頃の思い出話を交えながら、
この度はこの辺でお開きということで・・・・。
ちなみにマダム アンスイ豊中店は、かなり前に閉店。
でも今も高槻本店は頑張って営業してますよ!
・・・ってか、「蕎麦屋 木田」さんの記事なんですけど・・・。
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by monsieur-enfant
| 2008-07-19 02:28
| 蕎麦屋 木田
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