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2014年 01月 18日
1月18日(日)にご来店の皆さまへ。
仕込みの時点での塩の入れ忘れがありました。
パン クール
パン オ フィグ
パン オ レザン
レ サンクディアマン
パン オ フロマージュ
フィッセル ディベール
アクサン ヴェール
ジャガバタ エメンタール アンショワ
パン オ フィグ エ カカオ
キャフェ ノワール
ポム エ テ・アッサム
パン ウーシャンフェン
パン アロマティック ア ラ ジャポネーズ
トゥー ノワール
商品名はレシートにて記載されています。
照らし合わせの上、ご購入が確認された皆さまに、
全額返金という形を取らせていただきたく思います。
もちろん「代金より商品を」というお声にも対応させていただきます。
遠方の方など発送が必要な方には、送料も負担させていただきます。
上記の商品は全てナッツ類やドライフルーツ、香辛料など、
なんらかのものが生地に練り込まれていまして、
同一の生地から分けられた商品となっております。
バゲットなど、シンプルな「生地だけ」のパンですと、
生地の段階で違和感に気付けることも多く、
少なくとも焼き上がりの段階では、
全く違う表情を見せるので認識できるのですが、
そこにいろんな具材が混ざってくると、
生地の欠陥が非常に見分けがつきにくくなってしまいます。
しかし食べてみると、生地の味を感じれません。
なんとも間の抜けた味ですので、一瞬で判断できることです。
目視のみの判断に頼り、確認を怠り、
ミスを発見できなかった当方の全面的なミスです。
今後、このようなことのないよう具体策を講じます。
本当に寒い中、わざわざお越しいただいた時間やお気持ちなど、
お返しできないものがたくさんある中、大変申し訳ありませんが、
私たちに出来る手段としての「返金」という形に、
ご理解いただけると幸いです。
店主 岩永 歩
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by monsieur-enfant
| 2014-01-18 17:55
| シュクレクール
2014年 01月 08日
手のひらを太陽に。透かしてみた文字はNICEでした。の巻。
パッツンパッツンにベッドメイクされたベッドカバーの間に入ることもなく、
目が覚めたらシーツの上から倒れるように寝てることが多いのです。
旅先くらい、ちゃんと布団かぶって寝たいものです・・・。
さて、早く寝ついたせいか目覚めが早く、
ちょうど夜明けのタイミングに起床。

白々と、暗がりを飲み込んでいく陽射しに、
街が命を吹き込まれてるかのようです。

朝からゴソゴソと、「一人だから食べれない!」って言ってんのに包んでくれた、
昨日のパン屋のお土産をテラスで写真撮影。やっぱ食欲をそそられない・・・。

中に戻ると、もう朝食の準備が始まってました。

B&Bのこのホテル。管理人なのかオーナーさんなのか、
英語しか話せないのでよくわからなかったんですが、
ほんと親切なこの方が朝食を作ってくれます。

もらったパンは全部あげました(笑)
キッチンには、バイキング形式で取っていく朝食っぽい面々がスタンバイ。

こんな感じの、とても健康的で女子的なモーニングなのでした。

朝食越しの優しい陽の光と青々とした緑が、
アンティーブでの充実した時間を約束してくれるようでした・・・。

さて、昨日はアンティーブに到着後、ホテルにチェックインし、
パン屋さんに行くという予定が組み込まれていたんですが、
この日は一日ノープラン。ってか、ノープランも何も、情報が何もない。
唯一、散歩中に発見したピカソ美術館に行くことが決まってるだけ。
さて、どうしよう。そこで、ここら一帯の地図をもらって広げてみる。

本当に初めて見るアンティーブ情報(笑)
・・・・・と、「おお!!!!」
目に留まったのは右上の広告。

「シャチ!!!!!」
あの、僕、シャチが大好きで。
そのためだけに和歌山まで行って、
TDL並みの入場料払って、
シャチに逢うだけ逢って帰るくらい好きで。
同じ白黒の人気者のパンダには目もくれないくらい好きで。
「フリーウィリー」ってシャチが出る映画を、
劇場公開すらされなくなった落ちぶれた「3」まで、
スターライトシネマ(車から外で観るヤツ)まで観にいったくらい好きで。
横田氏に地味にシャチの置物プレゼントされるくらい好きなんです。
・・・・・残念ながら、和歌山アドベンチャーワールドから姿を消してから、
生で逢ったことがないんですよ。名古屋にいるようなんですがなかなか行けず。
一度、東京に行った際、無い時間の中、
無理やり行ったんですよ、聖地「鴨川シーワールド」に。
でもそこが、間違って「八景島シーパラダイス」だったショックは忘れられません・・・。
よし!とりあえず今日のメインはシャチだ!!
んんんんん・・・・・・とりあえず片言の中一レベルの英語で行き方も聞いたら、
一駅隣の駅らしい。歩くと40~50分かかるようなので電車にしよう。
そんなに遠くないみたいだから、ピカソ美術館からのシャチで!!!
さ、さ、では早速出発です!!
まずはホテルの前の広場のマルシェをぐるり。

南仏らしい石鹸の屋台や、

オリーブの木をくり貫いた食器屋さん、

これまた南仏らしい絵柄の布地のお店などなど。

ここは、こういう感じのお店ばかりのマルシェ。
食べ物は、もう少し海よりのマルシェにたくさんあることは、
昨日の散歩でリサーチ済み。今度はそっちに行ってみましょう。

途中でパン屋の配達の車が。
こっちはベンツかぁ。儲かってる感じですねぇ・・・・。

さ、せっかくなんでブルーなんは、空と海に任せてですね、
次のマルシェに向かいましょう。
アンティーブは本当にちょうど良い大きさで、
散歩がてらグルリ歩けちゃうので便利なんです。あ、着きましたね。

やっぱり活気が違います!!豊富な「色」が並ぶ、彩り豊かなマルシェです!

お野菜に、

果物に、

スパイスもたくさん、

クスクスや豆を売るお店も、

もちろんお肉屋さんも、

こっちは加工肉、

こっちはフロマージュ、

で、ハチミツやらアロマやら。

お花屋さんもね。

マルシェの端っこでは、ソッカも売ってました。

ソッカとは、ひよこ豆の粉とオリーブオイルを混ぜたものを、
パン釜で焼き上げたクレープのようなものです。
さっき朝食をお腹いっぱい食べたとこなんで、
ソッカは明日お土産を買いに来たときに食べよ・・・・と思ってたら、
翌日はやってなかったんですよね・・・・。ちょっと心残り。
さ、確かピカソ美術館はあっちのほうだったよな・・・・と思ってるところに、
なんか抜けれそうな雰囲気の建物が。

方角はこっちだし、海沿いに出れば何とかなると思い、進んでみます。

なんかスケッチしてる人らがいるなぁと横目に見ながら進むと、

これか!建物の間から、真っ青な海!!

海!!!

海~~~~~!!!!!!

こっちも!!

こっちも!!!!

海です!!!!そりゃ「海~~~~~!!!!!」ってなるでしょ!
何色ですか、これ。コバルトブルーとでも言うんですか?
なんなんすか、この青!!こんなに昼間のアンティーブの海が青いとは!!!
・・・・・・・と思ってたら、

こいつの接近に気付かず接触するとこでした(笑)
いやぁ・・・・・心洗われますわ。
この青はヤバイ。頑固な油汚れくらい汚れてる僕の心ですら浄化してくれそう。

さ、この美しい青を眺めながら歩くとすぐ目に入ってくるのが、この建物。

そう、ここがピカソ美術館。

と言いましても、館全体ではなく、3階のみピカソだった気がします。

館内は撮影禁止なので、写真はここまで。

館内の作品の素晴らしさは言わずもがなですが、
光の取り入れ方や、随所に海を眺める空間が切り取られているのはさすがです。
ていうか、本当に知らんと来た街で、
知らんと歩いてたら見つけた幸運に感謝です。
そして・・・・

中庭および中庭の作品は撮影可能となります!

で、ここからの景色がまた格別なんです!!


どうですか!寒さ厳しい季節に、降り注ぐ太陽の陽射し!
写真から漏れる陽射しで、しばし日光浴でもお楽しみください。
いやぁ、本当に気持ちよい天気の中、
気持ちよく美術館を回らせていただきまして、
さ、そろそろ本日のメインイベントに向かいますか!
美術館の脇道から、こんな素敵な通りを抜けて、

見るたびに「泳ごかな・・・、どうしよっかな・・・・」と悩まされる、
ちょうど良い感じのビーチを横目に、

蚤の市なんかもご機嫌で通り過ぎ、

街の入り口のヨットハーバーに辿り着きます。

そしてそのまま上機嫌で道に迷い、
想定の倍くらいかけてアンティーブの駅に汗だくで到着・・・。

この辺りからちょっと乱れてきたというか調子が出てきたというか(笑)。
もちろんシャチのショーの時間や、駅からの交通手段や時間も調べてません。
そんなに一日何度もやるもんじゃないし、
もしかしたら夕方になったら逢えないかもしれない・・・・。
って時に、チケット売り場はなかなか進まない。
まだお昼だということで余裕かましてた僕も少し焦りを覚えてくる。
ただ、目指すはたった一駅隣りの駅。乗ってしまえばすぐですよ。
ま、大人の僕はチケットを買った後も念には念を・・・で、
「BIOTは、どこから乗れば良いの?」と聞いてみる。
なんだか小さい駅の割にはTGVも停まれば貨物列車みたいなんも停まってる。
ホテルで聞いたら「TGVで一駅」って言ってたけど、
こんな安いチケットでTGV乗れるんかな・・・。一駅やから良いんかな・・・・。
それともやっぱり各駅みたいなんが来て・・・・って考えてるときに、
目の前にそれっぽい電車が来た!
「これ?このチケット、この電車!?」
最後に確認した僕の声はかき消され、確信がないまま出発が迫る焦燥感に、
僕は思わずピョコッと飛び乗るのであった。
・・・・・・・・朝、地図で見ただけだけどさ、
こんなに高速で長時間走るほどの距離あったっけな。
ま、でも、狭い日本じゃないし、一駅って言ったって、
これくらい走るんだよ、きっと。
そして、心なしか進行方向が逆のような気がするのも、
きっと方向音痴の僕の思い過ごしだ。
地図で見た限りだと、「BIOT」に向かった際、
海は右手に見えるはずなんだけど、明らかに左手に海が見えてるのは、
きっと東西南北も定かじゃない僕の浅はかな考えだ。
うん・・・・きっとそうだ。
でも・・・・さすがにもう少しで着いてもいい頃じゃ・・・・・って、

うっすら「NICE」って書いてるのが透けて見えてる!!
進行方向、逆だし!!!!TGV速いし!!!!やってもた!!!
では、フランス編もパリに到達できぬうちに、
サンフランシスコ編の取材に行ってまいります・・・・・。
▲
by monsieur-enfant
| 2014-01-08 14:28
| フランス2013
2014年 01月 07日
マグレキャナーの巻。あけましておめでとうございます。
さて、もうお忘れの方もおられると思いますが、
続き物として現在「アンティーブ」をウロウロしております。
そのアンティーブも陽が落ちて、晩御飯の時間です。

本当に下調べする時間もなかったので、全く情報がない状態。
最後にあった現地の人・・・・というと、パン屋のご主人。
そのご主人に、「晩御飯のオススメないっすか?」と聞いて、
近くのレストランを紹介してもらいました。
ここは、元々パン屋だったらしく、
その石窯で焼いた窯焼き料理がウリなんだそう。

席につくとサングリアが勝手に出てきます。

そのサングリアを飲みながら、
「そういえば『鴨が旨い!』って言ってたなぁ・・・。
でも、南仏まで来てんだから、南仏来た時しか食べないのを食べたいなぁ」
と、俄然、鴨を回避する気満々だったその時でした。
どっかで見たことある顔が入り口からズカズカ入ってきて、
僕の向かいにドッカリ腰掛けて、こう言うのです。

「鴨頼んだ?」
いやいやいや!マジか!?
パン屋のご主人、鴨の確認に来たんですか!?(笑)
とっさに、「今からです!」って言うてしまいましたけど・・・。
なんか、「店のお客さん、全員知り合いなん?」ってくらい、
あっちこっちに愛想振りまいての登場でしたが、
サングリア一杯飲んで颯爽と立ち去っていった後の、
「え?誰なん?」的なザワつきは半端なかったです(笑)
そりゃそうですよね。早い時間はほとんどが観光客なんですもん。
自分が勧めた店に、僕が本当に来てたことに、
相当気を良くして帰ったご主人を見送ってる間に、
料理が運ばれてきました。

どうなんかな・・・・伝わるんかな、この量・・・・。
量だけで言うとメインディッシュクラス。
割いて窯で焼いてオリーブオイルで和えただけの大量のパプリカとナス。
完食するのに早くも手こずりました。
ふと隣を見ると、

やっぱり量に苦しんでました(笑)
隣の席なのですぐに打ち解け、
運ばれてくるたびに「ワオ!」とリアクションをとり、
お互い励ましあいながら食べてました。
マダムは、結局ムール貝を完食できずでしたが・・・。
そこで運ばれてきたのは、鴨。

これも伝わりづらいなぁ・・・・・。
僕史上、最も分厚く切って食べた鴨でした。
それでも減らんのですよ、この大きさだと・・・・。

とりあえず、血、滴らせときますわ。
そのあと、ジェラートいただきまして、
お腹いっぱいにてお店を後にしました。
ホテルに帰って何してたっけな・・・寝たっけな・・・・。
うん、多分やたらと歩いた1日だったので寝た感じだったと思います。
うん、正直あんまり覚えてないです!(笑)
正月明けなので、この辺で!!
今年もダラダラお付き合いお願いします・・・。
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by monsieur-enfant
| 2014-01-07 01:59
| フランス2013
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