人気ブログランキング |

ブログトップ

なないろめがね

どうでしたか?
サンフランシスコ編。

本当に頑張って書きました。
リニューアルの準備もあり、
思った通り実生活に強烈な支障が出ましたけど。
でも、ここを書き切らないと、
振り幅が大き過ぎて、
リニューアルが全然ピンと来ないと思ったんですよ。
なので少々、振り幅のデカいリニューアルについて、
補足というか、ざっくりした説明を添えたいと思います。
c0116714_185924.jpg

明日で10年を迎えるシュクレクールですが・・・・、
と書き始めたのは昨日だったんです。
しかし今朝の3時頃には思考がドロドロに溶けてしまい、
すいませんが帰らせていただきました・・・。
ですので、説明の前に周年の日を先に迎えてしまったことを、
お詫び申し上げます。
c0116714_1114521.jpg

気を取り直しまして、
本日で10周年を迎えたシュクレクールですが、
ここ数年抱えてた問題がありまして。

その1つが、変わらないことでのスタッフの倦怠感。
長く働いてくれる子が増えてくると、
うちの長所でもある「変わらないこと」が、
マイナスになってくる場合もあるわけです。
出来ることより出来ないことのほうが、
成長にも繋がるし、刺激にもなりますからね。
c0116714_1154044.jpg

その2が、平日の売り上げの推移が鈍いこと。
10年やらしていただいて、
週末はお陰さまでたくさん来ていただいてます。
そのせいで、「いつ行っても混んでる」などという、
大迷惑な都市伝説まで生まれてますが、
冷静に考えてみてください、
ほぼ地元がマーケットになる平日に、
岸部でお客さんが混み合うなんてありえると思いますか?
もちろん、僕らの努力不足もあると思いますが、
正直、若干諦めかけてもいました。
頑張って来た結果、もうここでの売り上げは、
頭打ちなんかな・・・って。
そんな中、昨年末だったかなあ、
近くに郊外型大型ベーカリーが出来て、
駐車場に入らない待ちが出来てた時はショックでしたもん。
「あ、こういうのでいいんや・・・」って、
マジで心折れかけました。
厳密には、客層は全然違うんですけどね。
c0116714_1183452.jpg

そして3つ目が、労働時間の問題。
僕は、「パン屋だから仕方が無い」とか、
「飲食ってこういうもんだ」とかいう風習めいた言い訳が大嫌い。
その全部を覆して進んで行こうと思ってたんですが、
恥ずかしながら、10年経っても改善出来ていません。
無能なりに、人も入れてみました。
無能なりに、機械も増やしてみました。
でも、抜本的な解決には繋がりませんでした。
c0116714_1192733.jpg

今回、サンフランシスコに行って、
僕なりにいろいろ思うことはあったんです。
そして、やんわりですが、
具体的なイメージを持って帰国しました。
でも、そのチャレンジは岸部ではさすがに難しく、
他のどこかで形にする前提でのイメージでした。
そうです、そこそこの確率で岸部から動くつもりでした。
ま、早くても2年後・・・というような、
少し先のプランでしたけど。
c0116714_1203294.jpg

でもね、やっぱり岸部が気になるんです・・・。
組織的には、3年でモンテベロを作り、
6年でラボを作り、シュクレも一部、厨房設備を移設し、
9年でラボ自体を店舗と同じ並びに移設と、
たまたま3年周期で何かしらの動きをしてきましたが、
シュクレに関しては、特に店舗部分に関しては、
ほぼ何もしてきてなかったんです。ソフト面も、ハード面も。
ショーケースの位置を、ちょっとズラしたくらいかな。
そんな状態で、僕が2年後のことに頭が行くとなると、
この店はその間に変化もなく、放ったらかしになってしまいます。
もちろん、2年後以降も新展開に意識が行くんでしょうし、
おざなりになるのは店だけでなく人もそう。
シュクレをそんな風にはしたくないしな・・・と、
思ってた矢先の1月の末日、
うっかり入院することになってしまったんです。
c0116714_1233427.jpg

その期間、仕事のことは考えないようにしようと、
変なストレスは持ち込まないようにしようと思ってたんですが、
逆に、考えないようにしようと思ってたのが良かったのか、
すーーーーっと、降りてきたんです。考えずとも。
それが運良く、3つの問題点全てに、
良い刺激を与えてくれそうな案だったんです。
c0116714_1341111.jpg

ここからは、お客さんへのお願いやご報告も、
兼ねさせていただきます。

まず、労働時間の問題については、
「どうやったら労働時間を短縮できるか」というより、
「どうやったら短くなった労働時間で売り上げを維持できるか」
という内容に、設問自体を変えようと思います。
どれだけ難しい問題でも、
10年かけて解けなかった難題に比べれば、
さほど難しいことじゃないんじゃないかと。
かといって、時間をかけなきゃいけないところはかけなきゃいけません。
クオリティを落としてまで、
時短に走ることはありませんので、ご安心を。
c0116714_156969.jpg

そして考えた結果、クオリティと時短と、
その両方を良い方向に導く為に取らせていただく手段が、
「パンの大型化」です。
正確に言うと、「中型化」程度なんですが、
今までの小さなパンは作らず、
大きくして焼きたいということです。
c0116714_2172586.jpg

その理由の1つは、4倍の大きさのパンを焼き、
後でカットして提供することで、
パンは大きくても小さくても、
さほど1個あたりの仕事は変わりませんので、
単純に仕事量が四分の一になるわけです。
c0116714_2204329.jpg

そして以前から言ってるように、
デカいパンは美味しいんです。
「ちゃんと焼ける」んですよね。
小さいと、ちゃんと焼きたくても「焼けちゃう」んです。
c0116714_2291878.jpg

あとね、
サンフランシスコでの仕事でハッと思い出した、
「ブーランジェのマインド」も関係してきます。

フランスを代表する「食」を司るお仕事といえば、
ざっくり「キュイジニエ」「パティシエ」「ブーランジェ」。
そこには、それぞれの職種の擁する「マインド」があるんです。
例えばブーランジェのマインドとは、
キュイジニエやパティシエと比べて、
生きてるものと常時接するという、
特殊な仕事内容から生まれてくるもの。
そのマインドは、どちらかというと、
農家さんや酪農家さんに近いんじゃないかなあ。
基本的な行為が、「作る」よりも「育てる」の割が多く、
僕自身は自分の仕事は「生産者」と思ってるくらいです。

ですが、TARTINEで久しぶりに大型のパンに接したとき、
「あ!あかん!自分のマインドがパティシエみたくなってる!!」
と、ハッとしました。
c0116714_2344921.jpg

フランスを掲げ、日本人に合わせること無く作ってきたものの、
実際作ってる大きさは、日本人に合わせた小さいパンばかり。
もちろん、大きいパンが飾りだと思われて、
売り物だとも思ってもらえなかった過去から、
「全てフランスと同じはさすがに無理がある」との判断での、
唯一日本人に合わせた歩み寄りの部分だったんですが。
それが、日々小さい仕事や細かい仕事をこなしてた結果、
知らず知らずのうちにマインドが小さくなっていたんです。
これはね、僕の中ではすごくすごく「違う」ことなんです。
c0116714_2395330.jpg

ですので、今回の10周年を期に、
パンが全体的に大きくなってます。
小さいほうがお好きという方、本当にすいません。
でも、10年やってみました。
小さいパンを作り続けながら問題の改善を図ってきました。
でも、出来ませんでした。弊害も僕の心に出て来ました。

その代わり・・・というわけではありませんが、
先ほど書いたようなマインドを呼び起こし、
もう一度「生産者」としてパンと向き合ったパン、
新しい「パン ラミジャン」を作りました。
おおらかでリラックスした、とても良い子です。
なんとなくでいいので、
こういったことが伝わってくれればいいな、
そう思えるパンになりました。是非、食べてみてください。
c0116714_18222764.jpg

クロワッサンも、バターの量を増やし、
大きく変化させました。
c0116714_2152574.jpg

詳しくは、・・・すいません、coming soonです。

あと、「地元のお客さん」というマーケットに対してですが、
先に書いてたように、もう頭打ちしてんのかなあ・・・と、
もともと万人受けするパンではなかったし、
これ以上、特に望まれてないから増えないのかなあと、
正直、諦めかけてた部分もありました。

でも、先のブログに書いたように、
初めてTARTINEに足を踏み入れた時に、
1つのヒントというか、引っかかりを感じました。
それが、「うちは『カジュアル』ではないんやな・・・」でした。

パン屋ですから、本来カジュアルなのですよ。
ブーランジュリとは、フランスの街の生活の中に、
普通に存在するものであり、歴史であり、文化なのです。
菓子パンなどは無いですが、
僕は自分がやってる店が堅苦しい店だとは、
今でも思ってません。
日本において、違うパン文化があるだけで、
自分たちがやってることだって、
フランスにおける、生活の底辺にあることですから。

ただし・・・・ここ岸部において、
カジュアル・・・ではないのは認めざるを得ませんね。

そこからずっと引っかかってて。
地元のお客さんのこともどうしても引っかかってて。

そんなとき、「!!!」と、思いつきました。
もう一度だけ投げかけてみようと。
諦めずに、もう一度アクション起こしてみようと。
入院先の病棟のロビーで、でした。

うちは10年変わらないお店でしたので、
ブレずに来た部分は強みでもありました。
でも、「変わらない」ってことは、
最初来て「子供に食べさせるパン、ないわー」とか、
「敷居が高くて買いにくそう」とか思われたお客さんに対して、
もう一度足を運んでもらうきっかけは、
とても少なかったってことにもなります。

かといって、商品で迎合する気もなく、
正直、もう有効な方法がわからなくなってました。
そこに飛び込んで来たのが、「カジュアル」というワード。
うちが、そうでなかったとしたら、
カジュアルダウンすることで来てもらいやすくなるんだったら、
それは僕らが望んでる景色に近づけるのかも知れません。

そして、「場を提供する」という手段をチョイスしました。
c0116714_20112566.jpg

10年前には、僕らにはこの地で、
やらなきゃならない使命がありました。
正しく美味しいパンを食べてもらうこと。
小麦の味、生地の味に、興味を持っていただくこと。
そのために、いろんな種類の粉を使ったパンに、
触れてもらい、食べてもらうこと。
それを10年やってきた今、街の中での店の在り方も、
変化させるタイミングにも差し掛かっていたんです。

お店にパンを並べ、パンを紹介し、買っていただく場から、
そのパンや店を好む人が集える場を提供することへと変化します。
そしてその場で、先にチラッと写ったように、
ハンドドリップで僕らが点てたコーヒーを、
カッコよろしい新ロゴ入りコップにて提供させていただきます。
サイズはたっぷりトールサイズ。もちろんテイクアウトオッケー。
そのコーヒーは、狭山の「焙煎香房シマノ」さんが、
コスタリカの農園と協力して作ったスペシャリティコーヒー。
詳しくは店頭、もしくは復旧したときのHPにて。
もちろん、技術指導もシマノさんでガチガチです。

さらに、ここもHPの復旧の際には詳しく載せますが、
ビールと自然派ワインも提供させていただきます。
c0116714_212004.jpg

ついでで言っときますが、
店頭にて有機野菜を使用したホットサンドも、
随時、提供出来るようになっていく雰囲気です。
c0116714_21272818.jpg

実はもう、ちょいちょい出てますけどね。
こちらも、詳しくはcoming soonで。
c0116714_2136689.jpg

僕がサンフランシスコで感じた「カジュアル」は、
生活スタイルやファッションのことだけじゃなく、
やっぱり「気持ち」の面なんだと思うんです。
大事なことはちゃんと継いでいき、
時間や環境の変化の中で削ぎ落としていけるものは、
物も思考もシンプルに削ぎ落としていく。
飾らず、気負わず、頑張りすぎず、
本質の部分をお客さんと長く楽しく共有出来るように、
そんな想いを明確に反映したリニューアルになったと思います。
c0116714_22423367.jpg

先に書いた3つの問題点も、
改善出来たとまではまだまだ思いませんが、
それぞれに的確なアプローチも出来たのかな、と思ってます。

そして何より、オープンから10年後、

こんな店になるとは思ってなかった変化を見せれたこと、

それがとてつもなく嬉しいのです。

10年前、僕が一人で描いた10年後は、

前のシュクレクールのゴージャス版でした。

デコラティブな店構えに、アンティークの家具を入れ、

ショーケースはフランスから輸入して・・・・って、

オープンのときに資金がなくて出来なかったこと、

その仇討ちのようなイメージでした。

でもそれは、僕じゃなくても出来ること。

言うなれば、お金さえあれば、オープンの時に、

僕でもそれを叶えれたわけです。

でも10年後、そうはならなかった。

誰でも出来るような店にはならなかった。

シュクレクールを通じて出逢った多くの方々。

その出逢いによって己を知り、

出逢いによって育てられてきました。

それはスタッフもそう。

彼らとの出逢いなくして、

このリニューアルは有り得なかった。

この子たちを生かせるよう・・・・と、

思わせてもらえたから踏み切れた変化。

この新しいシュクレクールを、

胸を張って「正常進化」だと言い切れます。

より今の僕ららしい店になったと、

胸を張って言い切れます。

今までのシュクレクールは、今までの役割を終え、

これからのシュクレクールに、これからを託しました。

これが今の僕らです!!!
c0116714_22163945.jpg

さ、また切り拓いていきましょうか、でも、カジュアルにね!

シュクレクール、11年目、突入です!!!
# by monsieur-enfant | 2014-04-17 22:52 | 10周年 関連記事

カジュアル万歳!!

なんか、この辺から、
やっぱり別れの一抹の寂しさなるものを感じてきたりしますね。

さて、この日は久しぶりの通し。
朝からクロワッサン部隊と一緒に仕事し、
c0116714_1314472.jpg

気候の良いサンフランシスコの風に吹かれながら、
c0116714_1316824.jpg

美味しい賄いをいただきます。

そのあと、パン部隊と一緒に夜まで働きます。
c0116714_13192565.jpg

日本に発つ明日を前に、

パンの仕事は今日で終わり。

見知らぬ日本人を受け入れてくれた厨房を、
c0116714_13215594.jpg

「ありがとう」を込めて掃除します。
c0116714_1323397.jpg

僕が本で見て心奪われた、

バヌトンを並べた圧倒的な、この景色。
c0116714_13274160.jpg

本で見た時は、

ここで発酵とってるのかと思ってましたが、

乾かすための場所だったんですね。

来てみないとわからなかったことです。

それは、表紙になってたパンも同じ。
c0116714_13481547.jpg

来てみないとわからなかったこともありますが、

来ただけじゃわからなかったことがたくさんありました。

実際に厨房に入らせていただき、

生地と同じ空気の中、生地と同じ時間を過ごし、

生地に触れ、生地と戯れ、

手の中でしか理解出来ないことが、パンにはあるのです。

掌で交わしたたくさんの会話を、

決して忘れることはないでしょう。

そして、その厨房にて、

僕を快く受け入れてくれたみんな。
c0116714_1415738.jpg

警戒心の強い僕でも入って行ける環境は、

彼らが心を開いて接してくれたから。

自分でも引くくらい英語が話せず聞き取れず、

「昨日、ゴールデンゲートブリッジ行って来たよ」

と身振り手振りで画像を見せ、

「へー、夕焼けがキレイだね。いつもは曇りか雨なんだよ。
今日はラッキーだったね」ってな程度の会話でも、

「・・・・・・え?」、な僕に、

「だからね、」と、
c0116714_1403738.jpg

こんな落書きでコミュニケーションを取ってくれたりもしました(笑)

彼らと日本でやり取りしてた際に言われたこと、

「私たちの店は、カジュアルだから」

その言葉の意味が、少しわかった気がする。

カジュアルって言葉のニュアンスが、少しわかった気がする。

スタイルもそうなのかも知れないけど、

飾らず普段着な「カジュアル」って言葉は、

TARTINEのスタッフみんなの心を指してたんじゃないかな。

もっと言うなれば、

サンフランシスコって街自体を指してたんじゃないのかな。
c0116714_2049993.jpg



なんか少し、

凝り固まってたものが削がれた気がしました・・・・。




さ、最後の夜です!!腹も減ってるわけです!!

前日に、たまたまTARTINEに来てたシェフに、

「明日、最終日なんで行きたいんですけど!!」と頼み込み、

「一人なら大丈夫」とオッケーもらった店の名は、
「BAR TARTINE」
c0116714_20474556.jpg

TARTINEの、食事版ってなところです。

ここも連日大人気のお店です。
c0116714_2058834.jpg

とりあえず、サンフランシスコに乾杯!
c0116714_2056612.jpg

さ、ここの料理も結構変わってるとの評判。

一気に並べて見てみましょう。
c0116714_2123994.jpg

c0116714_2173934.jpg

c0116714_2184893.jpg

c0116714_2253237.jpg
c0116714_21104058.jpg

c0116714_2212858.jpg

c0116714_2211777.jpg

c0116714_22153449.jpg

c0116714_22165852.jpg

・・・・ま、見て分かると思うんですが、

久々に、食べるのを苦痛やと思うくらいの量でした。

だって、「BAR・・・」って店名に付いてるから、

もう少しポーションが小さいと思ってましたから。

まさか2・・・いや、

3名シェアでちょうど良い量やとは思いませんやん・・・。

でも、

いいんです、最終日なので。

見て下さい。僕史上でもなかなかこんな笑顔ないっすよ。
c0116714_2223383.jpg

この街や人は、

僕が今触れたかったものの集合体のようでした。

言葉が通じず、細かい意思疎通が出来ない環境は、

27の頃のフランスを思い出すには十分でした。

そして何より、

こうして研修の機会を無理やり作ってくれた、

レフェルべ◯◯◯の生江シェフ。

一瞬「なんちゅう人や!」と思ったりもしましたけど(笑)、

心から感謝してます。本当です。スペシャルサンクスです。




結構ね、お酒も飲みましたの。

結局、最後まで泊めてもらったおうちに帰り、

知らないうちに寝てたんでしょうね・・・。

パッと目が覚めたら、主がめちゃくちゃ近くにいました。
c0116714_222851.jpg

この子、本当にかしこくて大人しくて、

見知らぬ人が急に一緒に暮らすことになったのに、

本当に「我関せず」の超マイペースで、

なんか僕のことは「新しく増えたモノ」くらいしか、

考えてなかったんじゃないかな・・・・って、ん!?
c0116714_2233218.jpg

なになになに!?
c0116714_2241452.jpg

みゃあああああああ・・・・!!!
c0116714_22421733.jpg

あーーー、びっくりした。

噛まれるのかと思った(笑)

最初に書きましたが、動物との同居は初めて。

嫌いでもないけど特別好きでもない。

この子にも、都合の良い時に鳴いて呼ばれ、

あとは気にされもせず、

「猫ってこんな感じか」って思ってましたが、
c0116714_2245193.jpg

もう少し一緒にいれたら、



もう少し仲良くなれたかもしれませんね。







翌朝、出発までの限られた時間内ですが、
ギリギリまで出勤することに。

本当に最後の出勤なんで、
いろいろ思うことがあるはずなんですが、

蓋開けっ放しで入れてたオレンジジュースが、
カバンの中で炸裂してまして(笑)
c0116714_22504478.jpg

いや、それはまだいいんですけど、
借り物のWi-Fiルーターが完全に沈没・・・。

シャレにならん事態に必死になってて、
感傷的になってる間もなくあっという間に時間が過ぎ、
みんなに声をかけてもらいながら、店を後にするのでした・・・。
c0116714_2258272.jpg

いやあ、荷物を取りに帰る足取りが、

なんとも名残惜しくて、本当に重かったです。

・・・・が、鍵を忘れて戻る羽目に(笑)

「よく帰って来たねー!!」と、
c0116714_23151936.jpg

ものすごく喜んでもらって戸惑うの図。




さてと、

駆け足での連続更新になりましたが、
なんとか書き終わりましたね。

本当は9月に覗きに行こうと思ってたお店に、
1月に行くことになったこと。

そして、サンフランシスコは行かせてもらった後に、
入院して考える時間をもらえたこと。

今思えば、それらは全て必然だったような気がします。

それらの時間を経て見つけた、

僕らの「これから」を書くと少し長くなりそうなので、

これくらいで「サンフランシスコ編」として〆ようと思います。

とても短かったけど、
c0116714_2363999.jpg

とてもたくさんのお土産をもらったサンフランシスコ、でした。
# by monsieur-enfant | 2014-04-16 03:21 | サンフランシスコ 2014

お、今朝は初めての男の子。
c0116714_22352382.jpg

彼、確か30歳くらいかな?メキシコ系だって言ってた。
この辺りは、多いんですってメキシコ系の人。
どおりで街にタパス屋さん多いはずやわ・・・。

さすがに仕事にも慣れましたので、
ちょいちょいと臨機応変にこなすのであります。
c0116714_2239624.jpg

うちとは成形も違うので新鮮です。
c0116714_22415062.jpg

そうそう、メキシコ系の男子は、「アミーゴ」ってよく使うんだそう。
c0116714_22435732.jpg

「日本語でなんていうの?」って聞かれたから、
「ともだち」って答えたら、
その日から彼だけ僕の呼び名は「ともだち」でした。
・・・・嬉しいけど、間違いなく呼びにくいよね。
でも、相変わらずその響きに弱い僕。
呼びにくいだろうけど・・・、やっぱ嬉しいや。

さ、朝から頑張って働いて、
この日は予め予約を入れてたレストランのランチに行ってきます。
そう、こないだ夜にピンと来なかった、あそこです。

えーーーっと、ま、考えりゃわかるんですが、
あっち行ってこっち帰ってくるだけの線かと思ったら、
何本か線があるんですね。そりゃそうっすよね。
c0116714_1230292.jpg

上に行かなきゃいけないのに下に行ってから気づく始末・・・。
なんも考えずに飛び乗るクセ、直さなきゃな・・・。

で、慎重に後戻りして、遂に到着、「BARKELEY」
c0116714_22553121.jpg

さ、ここからが問題・・・と思ってたら、
案外、駅からは大きな道路の一本道。
こないだは夜で車だったのでわからなかったけど、
こんな普通のとこに普通にある店なんですね。
「Chez Panisse」
c0116714_12381564.jpg

あーーー、全然夜とは雰囲気が違う。
僕は、お昼の方が好きだなあ・・・。
c0116714_12445865.jpg

で、前回は一階のレストランでしたが、
今回は二階のカフェをリクエスト。
c0116714_1251214.jpg

全然カフェちゃうし!
多少カジュアルとはいえ、十分レストランですよ。
c0116714_12533033.jpg

あまり料理の予備知識なく来ちゃったもので、
食べたいイメージを伝え、一緒に考えてもらいました。
お昼の明るい陽射しのせいかなあ、このおおらかな空間のせいかなあ、
こなだいには感じなかったくらいサービスの対応がすこぶる良い感じ。

このパンの佇まいも素敵だなあ・・・。
c0116714_131597.jpg

なんか、今日はこないだには無かった高揚感がありますね。
あとの料理の説明は端折りますね。画像で想像してみて下さい。
c0116714_12594359.jpg

c0116714_1353168.jpg

c0116714_1363137.jpg

c0116714_1374250.jpg

いやいや、すこぶる良かったです。
どれもこれも、シンプルに美味しい。
決して淡い味付けじゃないんですが、
食べてて身体に負担がない。
アクセントやメリハリは、ハーブが担当し、
いろんな場面で、いろんな顔で出てきます。
クラムチャウダーなんて、ここまで昇華するかってくらい、
美味しいクラムチャウダーでした。
ここにもハーブが、さっと揚げられてから散らされてました。

その余韻を楽しみながら、
c0116714_1319133.jpg

デザートもシンプルに。
c0116714_13205975.jpg

いやあ、この心地良さは半端ないっすね。
身体も、心も心地良い。昼のカフェ、最強です。
気づいたら、一番最後の客でした。
こんなに後ろ髪引かれる時間を過ごせたことに感謝。
c0116714_13241412.jpg

こんな空間も料理も、逆立ちしても無理ですけど、
こんな時間を提供出来たらステキだなあ・・・・・と、
ボーーーッと考えてたからというわけではないんでしょうけど、
c0116714_13264924.jpg

帰りも逆に乗ってしまいました(笑)
いい加減、感覚で乗らずに確認することを学習しなきゃ・・・。

って、実はそんな悠長なこと言ってられないんですよ!!
なんつったって、今までろくな観光もしてなかったもんで、
この日はサンフランシスコの、
「THE ベタな観光名所」を回る日って決めてたんです。
もたもたしてると陽が暮れてしまいます!!
早く戻って、えっと・・・なんでしたっけ、あのデカい橋・・・・、
なんとかブリッジ・・・グレート・・・いいや!わかんない!!(笑)
とりあえずサンフランシスコと言えば、そこでしょう!ってとこ。
行ってきますね!!

・・・・・・誰だったっけなあ。
「サンフランシスコは狭いよ」って言ったのは。
そう言われると、
僕はアンティーブくらいを想像してしまいますから。
そういう縮尺にサンフランシスコを当てはめると、
まあ、かかっても30分。
ところが検索してみると1時間15分くらいかかる。
しかも、小銭がなくてバスに断られ、
両替できるとこを探してるうちにバスに出発され・・・。
「あのバスを追ってください!!」じゃないですが、
急に「あのバス野郎!!」とスイッチが入り、
絶対先に着いたる!と、距離も考えずタクシーに乗り込みました。

・・・・・遠いっすね。
もちろんバスは抜き去りましたが、
そこそこのダメージを負いました。
で、こっちのタクシー、いやタクシーに限らずですが、
「チップは気持ち」じゃないんですよ。
3段階くらい分かれてて、その中で選んで渡すんです。
多めにお金渡すでしょ?
そしたらお釣りを「幾ら返したら良い?」って聞かれます。
渡すチップを引いた金額を伝えて、
返って来たのが、お釣りなんです。
いや、このシステム、そりゃサービス業は助かりますよ。
でも、日本で導入されることは無さそうですね、残念ながら。

で、着きました!そして思い出しました!!
「Golden Gate Bridge」
c0116714_13482734.jpg

そう、ここの夕焼けを見たかったんです、なんとなく。
と、視界の隅に、沈み行く太陽が目に入りました。
「やばい!!沈んじゃう!!」と思って駆け寄ったのが、こちら。
c0116714_14173064.jpg

あーーーーーーーっと言ってる間に、
c0116714_13521259.jpg

そこからみるみるうちに沈んで、消えちゃいました。
c0116714_14181380.jpg

あーーーあ・・・・・、
こんだけ長距離移動して一瞬しか見れなかった。
でも、バスだったら間に合ってなかったですね、ふふふふ・・・・。



えっと、うん、で、他に何すんの、ここ・・・。


じゃ・・・、帰ろっかな(笑)



滞在時間15分くらいで、
サンフランシスコ最大級の観光スポットを後にします。
で、やっぱりここからの交通手段はタクシーしかなく、
だったら・・・と思って、ベタ続きに向かってもらいました。
「Pier39」
c0116714_156179.jpg

いや、ベタと言っても、
るるぶに載ってたから来ただけで、
もちろんそれまで知りませんでしたけどね。
ここはフィッシャーマンズワーフというとこらしく、
その中に「Pier〜」と呼ばれる場所が数カ所あるらしい。
で、その「39」であるここは、ショッピングセンターや、
飲食店も多く、観光客が大勢来る場所なんだそう。
ちなみに「ピア」とは「埠頭」という意味なんですって。
c0116714_158066.jpg

とりあえず、ぶらり歩いてみる。
c0116714_1529431.jpg

うん、なんか、派手なネオンと潮の匂い、
サンフランシスコっぽい・・・・のかな。

遠くには、さっきまでいた、
グレート・・・ビッグ・・・・ブリッジ・・・、なんでしたっけ?
c0116714_15321625.jpg

で、なんか「ウオッ、ウオッ、ウオッ」って声がするから、
なんかなーっと思って近寄ってみると、
c0116714_16244783.jpg

「わ!!なんじゃこれ!!」
薄っすら見えますか?夥しい数のアシカの群れです。
結構有名らしいんですが、これ知らんと来た日にゃビックリしまっせ。




・・・・うん、帰ろっかな(笑)



なんか、なんだかんだ疲れたので、
そういえば食べてなかった、ジャンキーなお店で簡単に晩ご飯。
c0116714_16354351.jpg

家でクソ不味いハンバーガーに舌鼓を打ってると、
「喉渇いたー」と、同居人がうるさいので水をやってみる。
c0116714_16385427.jpg

c0116714_16404957.jpg

c0116714_16421093.jpg

c0116714_16432552.jpg

・・・・ごめん。
せっかく飲もうと思ったのに、
深過ぎて届かなかったんやね・・・。
それでも手突っ込んで飲もうとする健気な猫。



なんだか可愛くなってきた。
お別れが近づいてるというのに・・・。
# by monsieur-enfant | 2014-04-15 00:11 | サンフランシスコ 2014

えっと、本日でシュクレクールの現形態での営業を、
終わらせていただきました。
いまだにブログして見ないお客さんもおられるので、
一応、ご報告させていただきます。お世話になりました。
あの、チャチャッとFBのほうにアップしてますので、
まだ見られてない方は、そっちを見てください。
ここはサンフランシスコで手一杯なのです(笑)


この日は、パン部隊なのでお昼に出勤。
どうしようか直前まで迷ってたけど、
重い腰を上げて行って来ました、中心地!!
c0116714_20384176.jpg

地上に上がるとすぐ、見たことあるやつが。
c0116714_20495989.jpg

よく見る、強烈な坂道を登ってってる写真のやつですよね。
c0116714_20511873.jpg

・・・・・ターンは手作業なの?
c0116714_20532826.jpg

なんだか天気も良いし、ほのぼの良い朝だ。

今日の目的は、美味しいコーヒーと朝ご飯。
それを食べにわざわざ電車で移動してきてます。
あ・・・・!!あった!!
c0116714_20574969.jpg

超有名店、「ブルーボトルコーヒー」の中でも、
軽い食事が出来るのは、ここだけだったかと。
c0116714_21025100.jpg

朝から外まで人が溢れて並んで、
店内もこの通りごちゃごちゃ。
c0116714_214582.jpg

この青いボトルのマークがキャッチーなんですよねー。
c0116714_2125694.jpg

ただ、この忙しさのプレッシャーに負けて、
どうやら正確に欲しい物が注文出来てなかったみたい・・・。

僕はね、エッグベネディクトなるものを食べたことないのでそれと、
あとはベタなフレンチトーストみたいなんとかあったら嬉しいな。
で、コーヒーは、なんか結構量多いヤツをみんな頼んでる。
うん、それにしよう。量が多めだから、高いヤツなのかな・・・・。
c0116714_2172670.jpg

うわっ!しまった!!価格が量じゃなくて質に行ってるパターン!
さすがにこれじゃ朝ご飯には足らないよ・・・・。
「・・・・・・・え?」
c0116714_2193327.jpg

なんじゃこりゃ、普通にトーストが2枚出て来た・・・。
違う違う!フレンチトーストが食べたかったのー!!
c0116714_2111412.jpg

んんんん・・・・・これは、惜しいのか?
エッグ部分だけ似てるような気がしますが、
下はケークサレ。さらにスパイシーでデカいソーセージ付き。
完全にトーストが主食で、これがおかずみたいになっちゃった。
c0116714_2117793.jpg

なんとなく合ってたような、ほとんど間違ってたような、
そんな朝食でしたが、ま、この時間にお腹いっぱいになると、
さすがに元気出ますね!!
c0116714_21184076.jpg

お土産も買えたし、来て良かった!
さ、お仕事お仕事!!

わ、店に着いたら、この状態。やっぱ週末は混みますね。
c0116714_21212390.jpg

この日もパンは美味しそう!
c0116714_21233459.jpg

そして、この日は出勤が全員男子。
そんな日に恒例なのが、ビールで打ち上げなんだとか。
c0116714_2125931.jpg

女子がいたら怒られるからって(笑)

この日は少し寒かったので、ルヴァンに帽子を被せて帰ります。
c0116714_21291680.jpg

このためにスタッフの子が編んだんですって。かわいっすね。
もう1つ、「カワイイ」続き。
いかついオッサン2人が、真剣にパンの内層を気にするの図。
c0116714_21305819.jpg

かわいくないっすか?

さてと、お腹空いたし、ご飯食べにいきますか。

こっちに来てから、宿から近かったのでネットで予約してみたお店。
c0116714_22121528.jpg

前に来ても気がつかない外観。だって、入り口がないんだもん。
c0116714_2214077.jpg

あ、矢印発見。横に回り込むと・・・・・、
c0116714_22155563.jpg

入り口発見!!中に入ってみますね。
c0116714_22172060.jpg

確か、この日は日曜日。
閉まってる店も多くて、街も結構閑散としてる中、
ここくらいじゃないかな、近辺でこんなに賑わってるお店は。
予約をしてたので、少し待ったらすんなり着席。
c0116714_22195370.jpg

なんとなく、この前に載せてたレストランと似てる感じ。
あっちのほうが、少しガッツリで、
こっちのほうが、少しオシャレなお皿。
c0116714_22222885.jpg

c0116714_22232635.jpg

c0116714_22243545.jpg

c0116714_2226187.jpg

価格帯は、やっぱり少し高め。
でも、料理の質も高いですよ。
サンフランシスコで、こういう箱でこういう料理を食べれるとは、
想像もして来なかったので驚きです。
ただ、いわゆるローカルで美味しいものがないんだよなあ・・・。
c0116714_22281957.jpg

さ、明日は、クロワッサン部隊なので早朝勤務。
昼からは再挑戦のあのお店。帰って寝ないとね。
調子のってガンガン飲んでる場合じゃなかったです・・・・。
# by monsieur-enfant | 2014-04-13 23:49 | サンフランシスコ 2014

初日の仕事が終わり、夜は食事に連れてってもらうことに。
と言っても、どうしても行きたいお店があったので、
そこだけリクエストして予約してもらっただけで、
何日の何時以外、誰と何人で行くかも知らないのでした・・・。
c0116714_1429316.jpg

てっきり4人だと思ったら、
運転手さんは自家用車でタクシーしてる人でした。
c0116714_14354364.jpg

一人は日本からもやり取りしてたLoriさん。
もう一人は、僕の目を釘付けにした本、
「TARTINE BREAD」の写真を撮った張本人、Ericでした。
c0116714_14423820.jpg

もちろん初対面です。これがサンフランシスコの距離感です(笑)

で、僕がリクエストしたのは「シェ パニース」というレストラン。
c0116714_14443615.jpg

日本でも何冊も本が発売されてたり、
NHKが連続して取りあげたりもしたので、
もう「サンフランシスコといえば・・・」という、
説明無用のレストランだったりします。
c0116714_1448492.jpg

二階がカフェで一階がレストラン。
今日は、レストランを予約してくれたみたい。
で、誰か人を待ってるようなので聞いてみると、
TARTINE系列の、これまたド偉い人気店、
「BAR TARTINE」の元シェフと、
たまたま帰って来てた、
デンマークで良い店やってるらしいシェフと、
で、なんでここが初対面の場やねん・・・っていう、
TARTINEのシェフ、Chadが登場するんだそう・・・・。

って、濃いなあ!!!初日の夜から結構な濃さのメンツ。
ほぼ初対面な人ら5人に囲まれての「初シェ パニース」でした。
c0116714_1511952.jpg

ここはね、料理云々で惹かれたんじゃなくて、
ここを作ったアリス・ウォーターさんの思想に惹かれたんです。
c0116714_1518307.jpg

40年程前に作られた、世界初の「オーガニックレストラン」。
ま、特に「オーガニック」絶対主義ではないんですが、
彼女の素晴らしいところは、その精神を地域にまで広げてったこと。
生産者をリスペクトし、「地産地消」や、「ファーマーズマーケット」
などの概念を生み出したのも、
元は彼女の思想が発端だったと言います。
c0116714_1653972.jpg

今朝、TARTINEで働いてた時もそう。
「このゴミ、どこに捨てたらいい?」とゴミ箱を探していたら、
「そこの『生ゴミ』のところ!」、そう言われた時にハッとしました。
飲食をずっとやって来たにも関わらず、
燃えるゴミと燃えないゴミくらいの意識しかなかったことを、
猛烈に恥ずかしく思いました。
サンフランシスコ全域・・・ではありませんが、
彼女の意思に賛同するお店には必ず「生ゴミ」入れがあります。
理由は、もうわかりますよね? 
生産者さんに、肥料として還元されるんです。
c0116714_16111259.jpg

彼女が作った仕組みはそれだけじゃありません。
学校給食の25%はオーガニック野菜を使うとか、
学校に農園とピザ釜を作り、自分たちで育て、味わう、
生きた教育を広げようとしています。
c0116714_16123511.jpg

それが全て正しいかどうかなんて、どうでもいいんです。
やってもいない人間が、大義も理解せず、
目先の一例に意見するようなクソみたいなことしたくありませんし。
成就するのには幾つもの失敗はつきもの。
要はそんな細かいことじゃなくて、
食に携わる人間が、ここまで考えてるのか?ってことです。
オーガニックどうこうなんて難しく考える必要もありません。
ただし、自分の身体は、
自分が食べたもの以外で形成されることはないんです。
それだけは、間違いのない事実なんです。
僕は、安全なものを摂取したいわけじゃなくて、
身体が気持ち良いものを摂取したい。
となると、食物が気持ちよい環境で生育したものに、
結局なるわけなんです。
c0116714_16233132.jpg

そういうことを見て感じたところで、
僕に何が出来るかなんて分かりませんが、
分かってるのは「決して何も出来ないわけじゃない」ってこと。
それは能力じゃなく可能性の問題だから。
それも、僕の可能性じゃなく「食に携わる仕事」としての可能性。
じゃあ、まだ何もしてないんだから、
何も出来ないとは言えませんよね。
あくまで可能性の問題。だったら、何か出来そうじゃないですか?

・・・料理の写真が少ないのは、
ちょっと今回僕にはピンと来なかったんですよね。
「こんだけ語っといて!?」って思われますかね(笑)
いやいや、別に洗脳されてるわけじゃありませんし、
「オーガニック=美味しい」なんて、
偏った思い込みをしてるわけではありませんので。
ま、まだもう一回チャンスがありますし、
その時を楽しみにしておきましょう。

・・・・あ、初対面の人らとも話をしましたよ。
デンマークで働くシェフはやたら熱い。
酒飲んでくると余計熱くて一人で喋ってる。
元「BAR TARTINE」のシェフは、今は流離ってる様子。
たまたま明日の昼に、ハンバーガー屋を開くんだって。
みんなから「滅多に無いし、人気あるから食べてきたら?」
と勧められ、Chadもオッケーって言ってくれたから行ってきます。
で、そのChadに、「パンで大事にしてることは?」って聞かれたとき、
ちょっとだけ真面目な話をしました。
彼はもうシュクレのHPを見てくれてたので、
僕らの仕事にも興味を示してくれたたんです。
話した中身は・・・・内緒です(笑)





・・・・・帰り際、
タクシーを待つ間に飲んだ(飲まされた)テキーラが、
若干、頭の重たさに繋がってはいるものの、
昨日の約束を果たさなきゃいけないので、
朝からナビ片手に歩き出しました。

だれも行き方なんて丁寧に教えてくれない。
こっちも、ナビが優秀なんで特に聞きもしなかったわけですが。
c0116714_16402684.jpg

ただね・・・・直線距離で「遠くないやん!」と、
歩きをチョイスしたわけですが、ここに落とし穴が。
「サンフランシスコあるある」ですが、
直線距離の5倍は歩く覚悟をしなきゃいけません・・・。
c0116714_1718814.jpg

いやあ、本当に結構歩いてきましたよ。
だって、全然周りにはなかった高速道路とか、
c0116714_1721175.jpg

何線とか全然わかんない線路とか出てきましたもん。
c0116714_17223644.jpg

でも、近づいてることは確か。
昨日会っての今日ですからね、そりゃ頑張って来るでしょ。
それに、このあと仕事ですから、早く着いて早く帰らなきゃ。
そんな思いも届かず、
急ぎ足で歩いてる途中に、開始時間になりました・・・。
なんか、サイトのみで場所を告知して、
ちょいちょいやってる人気ハンバーガーイベントみたいだから、
着く頃には売り切れちゃってたりしないかなあ・・・って、
あれ?そろそろ着く頃なんだけどな・・・・。
c0116714_17292543.jpg

・・・・え?
いやいやいや、まさか。
外・・・・ってより、道端・・・なんてことはないよね。
うんうん、人気イベントって言ってたし。
あ、そうそう、ワイナリーが横にあるって言ってたよね。
c0116714_1732163.jpg

ある。ワイナリーもあるね・・・。
チラッと見ると・・・、
c0116714_17353494.jpg

マジか!? 場所云々もそうやけど、今、火点けたよね!?
あ!!そっか!!ここ、サンフランシスコやったー!!(笑)

「試飲やってるよ」の声に、「いや、このあと仕事やし」と、
多少の罪悪感を滲ませてはみたものの、
c0116714_17393992.jpg

足に受付まで連れて行かれちゃったらしょうがない。
c0116714_17413584.jpg

なんか、カッコよろしい空間で、まったり始まってるみたいです。
c0116714_1743447.jpg

よくわかんないので、言われるがままにいただきます。
c0116714_17464964.jpg

2杯目には、なんか炭酸シュワーって入れられて、
c0116714_1749788.jpg

ピッとレモンの皮なんぞ入れられて、
c0116714_17562122.jpg

ちょっとシャレオツな、サンフランシスコ仕立てな感じで。

あーー!!そうこうしてるうちに、気づいたら並んでるし!!
c0116714_17594876.jpg

ようやく肉が並べられたみたい。
c0116714_181633.jpg

パンは・・・・って、昨日あんだけ喋っといて、
TARTINEじゃないんだ・・・(笑)
c0116714_1825910.jpg

ここは、「ACME BREAD」って言って、
TARTINEと人気を2分するようなお店。
と言っても、こっちのお店の方が古くて、
シェ パニース出身ってのもあってか、
レストランの卸は抜群に強い。ってか、有名どころはほとんどかと。
結局、お店には行けず、こういった機会で何度か食べましたが、
美味しかったですよ。次は、お店に行ってみたいですもん。

・・・並んでたのは整理券なんですね。
えっと・・・・800円?高っ!!
ま、お値打ちなもんなんでしょうね。
こっちに来てハンバーガー食べてないので楽しみです。

なので、また試飲ブースに戻るはめに。
c0116714_1872228.jpg

お客さん、増えてきましたね。
ベビーカー押して来てる人もいたり、
おじいちゃんおばあちゃんもいたり、
「愛されてる感」のすごく出てる、良いワイナリーさんでした。

さすがに時間を持て余してきましたが、
c0116714_18101151.jpg

さすがに落書きは出来ないので、もう一杯いただきますか。
c0116714_18125657.jpg

・・・・て、とこに運ばれて来ました。
c0116714_18225930.jpg

「むむむむむ・・・・・・・これが800円・・・・」
そう思わざるを得ないほど、シンプルなビジュアル。
食べてみると、バンズも温められてて美味しいです。
うん、予想よりはずっと美味しい。これが600円なら、もう1個買うかも。

っていうか、予定より大幅に遅くなったので、
お土産に10・・・・・個だと8000円。ハンバーガーに8000円。
無理無理無理!!「5個お願いします!」半分で10個の計算。

でもね、
c0116714_18273584.jpg

ズルくないですか、この二人!!(笑)
なんちゅうチャーミングさ醸し出してくれとんねん。
決めた。目標、こんな感じ(笑)

小雨降る中、タクシーもつかまらず・・・って、
確かサンフランシスコ、
年間そんなに雨降らんって言ってなかったっけ。
c0116714_1831296.jpg

すこぶる寒いので、あっち行くんちゃうか・・・的な、
バスに飛び乗る。初バス。
c0116714_18331779.jpg

結構、普通に自転車でバス使うんですね。
前とかに引っ掛けるとこがあって、そこにセルフで引っ掛けます。

で、降りるとき、ボタンじゃないんですね。
ま、ボタンじゃなきゃいけないわけじゃないんですが、
だったら他にどんな方法思いつきますか?
c0116714_18353195.jpg

正解は、だらしなく垂れた紐をおもむろに引っ張る、でした。

ちょっと思ったとこと違うとこで降りましたが、
まあまあの着地点。さ、仕事に戻らなきゃ!!
この日も、パンは美味しそうでしたよー。
c0116714_1837880.jpg


バスの中での話。
僕の向かいに、チャラっとした兄ちゃんがいて、
僕の横に1席と、チャラっとした兄ちゃんの左右に2席、
空席があったところに、乗客が入って来たわけ。
その2人は、入り口側の僕のほうからは見えなかったんですが、
ベビーカーを持った、お母さんとおばあちゃん。正確には赤ちゃんも。
空席としては数が足りてる車内で、
2人が入って来るか否かくらいのタイミングで、
チャラ兄が僕のほうにサッと移動したんです。
「バラバラで座るより、横並びの方がええやん?」っていう、
なかなかクールなチャラ兄の行動に、
小雨パラつく曇天でしたが、
なんだかとても晴れ晴れとした気持ちになりました。
この機転、なかなか利かせられないっすよねえ。

で・・・・・・・・何してんの?
c0116714_18483272.jpg

あ、僕が閉めて出ちゃったからか。
いや、でも開けて出て、
スーツケースとかにおしっことかされたら嫌やからなあ・・・って、
c0116714_1851774.jpg

なんで、そこ行く!?ほらほらほら、おしっこされる可能性大やん!
c0116714_18524663.jpg

・・・・・んもう、気にいっちゃったんなら仕方ないね。



じゃ、僕も寝よっかな。



おやすみなさい・・・・。
# by monsieur-enfant | 2014-04-12 23:15 | サンフランシスコ 2014